作品情報
製作年:1970年 製作国:日本 監督:大島渚 脚本:原正孝/佐々木守 音楽:武満徹 上映時間:93分
『東京戦争戦後秘話』の感想と評価
大島渚が素人役者を起用して訳の分からないセリフを言わせ続けるだけの、いわゆる前衛という名のゴミ映画でしかないシロモノ。
ただ、今の視点で鑑賞すると素人役者たちの下手な芝居と訳の分からないセリフは一周回ってちょっと面白いものがある。
このゴミ映画についてはこれ以上特に語ることがないので、ここからはたまたまYOUTUBEで見た大島渚と横山やすしの対談動画についてのお話でもしましょうか。
何の番組でいつ放送されていたのか詳細はわからないんですが、時期的には「朝まで生テレビ」が放送される前の昭和50年代の番組だと思います。
とにかくこの異色の二人が対談していたことに大変驚きました。
どこか料亭でしょうかね、飲み食いしながらやっさんが大島渚相手に芸論といいましょうか漫才論を一方的に喋っているのが面白い。
やっさんはお酒が入っているせいか大島渚が喋ろうとすると、それを遮って自分ばかりが喋り倒す始末。
大島渚もこれには思わず苦笑い。
この二人、大島渚のほうがやっさんより一回りも年上なんですが、やっさんは終始タメ口で大島渚はやっさん相手に敬語を使っています。大島渚がやっさんに対してかなり遠慮しているのが窺いしれます。
こんなに遠慮している大島渚の姿を見たのは初めてです。
個人的評価

巨匠
この映画の評価は☆
大島渚監督は「忍者武芸帳」も酷かったなあ。
コメント