映画『怪談 蛇女』の感想と評価

ホラー
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怪談 蛇女 [DVD]

作品情報

製作年:1968年 製作国:日本 監督:中川信夫 脚本:中川信夫/神波史男 音楽:菊池俊輔 出演:河津清三郎/山城新伍/西村晃/月丘千秋/桑原幸子 他 上映時間:85分

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あらすじ

小作人の西村晃(黄門様)が地主である河津清三郎(悪役多め)の馬車に轢き殺されてしまい、残された妻の月丘千秋(元宝塚)と娘の桑原幸子(プレイガール)は河津清三郎の家で働く羽目になってしまいました。

ある日、河津清三郎の家に蛇が出てきて室田日出男(ピラニア軍団)とかの使用人たちが蛇を殺そうとしたら、月丘千秋(元宝塚)がどういうわけだか「蛇を殺さないで」と止めに入り、そしたら「蛇女!」とか罵倒されてそれで河津清三郎に蹴っ飛ばされたら、打ちどころが悪くてそれが元でしばらくしたら死んじゃって、娘の桑原幸子も山城新伍に犯されてそれを苦に自害しちゃって、それ以降地主の河津清三郎の家が呪われていくというお話。

『怪談 蛇女』の感想と評価

『怪談蛇女』って言うから、てっきり女が蛇に呪われて蛇の姿に変えられたとかそんな話かと思ったらそういうことじゃなくて、山城新伍が殺された小作人一家の呪いによるものかどうかは分からないけど、まあ幻覚症状のせいで山城新伍の花嫁の肌が蛇の鱗に見えてしまうという、ただこれだけのことで『怪談蛇女』でした。

しかもここのシーンがあまりにも短い。

それとこの映画はやたらと蛇が出てくるのですが、蛇を助けた行為もそうなんですけれども小作人一家と蛇との関係が一切描写されていませんから、映画を観ているこっちは「蛇女以前になんで蛇なの?」といった疑問を持つわけなんですけど、この映画は最後までその蛇に対する拘りついては答えてくれませんでした。

それとこの映画には上記に挙げた俳優以外にも丹波哲郎とか伴淳三郎、それに村井國夫なんかも出演していて、こんなしょうもないB級映画なのにけっこう豪華なキャストを揃えているというのもなんだかよくわかりません。

個人的評価

巨匠
巨匠

この映画の評価は☆☆

そういえば最近は蛇を全然見かけなくなったなあ。

コメント

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