Netflixオリジナル映画『エクスティンクション 地球奪還』の感想と評価

作品情報

製作年:2018年 製作国:アメリカ 監督:ベン・ヤング 脚本:スペンサー・コーエン/エリック・ヘイサラー 音楽:The Newton Brothers 出演:マイケル・ペーニャ/リジー・キャプラ/マイク・コルター/他 上映時間:95分

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あらすじ

ピーターは何者かが怪光線を放ち、人々を襲っていくといった夢を繰り返し見るようになる。

そしてある日、ピーターの夢の中に出てきた奴らが現実にやってきてしまったのだ。

『エクスティンクション 地球奪還』の感想と評価

Netflixは映画以外のオリジナルコンテンツは頑張ってる感じがするんですけど、映画は本当につまらないの物が多くて、それでもコメディ系の映画は割と面白いのが多いと思うんですが、シリアス系な映画だと5本に1本ぐらいしか面白い作品に当たらなくて、いや、もっとかな?

6本に1本ぐらい・・・・・・いや、いや、7本に1本ぐらいかもしれない。

まあ、とにかく作品数は結構あるのに圧倒的に面白い作品が少ないんですよ。

今回紹介する『エクスティンクション 地球奪還』は、そんなNetflixオリジナル映画の中でも数少ない当たりの部類に入る作品です。

本作は近未来的な地球が舞台となっております。

主人公のマイケル・ぺーニャが、実に妙な夢を見ます。

どんな夢かと申しますと、夜空に発光体が突然に現れたと思ったら、発光体からの怪光線で次々に地域住民が襲われていくといった、なんとも恐ろしい夢でありまして。

それが1度だけならまだしも、ぺーニャは何度もそういった同じ夢を見るようになります。

「この夢は何?なんで何度もこんな夢を見ちゃうの?僕は一体どうかしちゃったの?」といった様子。

ペーニャが夢にうなされて以降、子供たちとの約束をすっぽかしたりしてどうもペーニャの様子がおかしいと、女房のリジー・キャプランも気になります。

「アンタ、ちょっと一回病院で診て貰ってきなさいよ!」てな具合。

そうしてペーニャは病院に行くんですが、病院の受付でペーニャはある男に話しかけられるのですが、驚いたことにこの男もペーニャと同じような夢を見るというんですな。

しかも同じ夢を見てるのはこの男だけじゃないと言います。

「こりゃあ、何かおかしいぞ?」とペーニャは診察してもらうのを急遽取り止め、急いで自宅に帰ります。

家についてからペーニャは女房のキャプランに「これは夢なんかじゃなくて、何か虫の知らせみたいなもんだ、これから何かよくねぇことが起こるんだ」といったような事を説明します。

それを聞いた女房のキャプランは呆れて、まともにペーニャのこと相手にしないといった様子。

そしてその日の夜です。

夜空の中、急に雷のような光と音が発生しました。すると、たちまちのうちにいくつもの流れ星のような物が空から降って来ました。

その直後、突然の爆風が起こり、自宅の窓ガラスが吹っ飛んで粉々になります。

するってぇと、今度は宇宙人のようなのが出てきましてね、地域住民を次々に怪光線で襲うんですな。

たっまったものじゃありません。

で、この後いろいろな事実が明るみになりまして、これはペーニャの夢の事も含めてなのですが。

意外な展開を迎えるわけなんですけれども、ここんとこをネタバレしてしまうと、つまりませんからね。

ここではこれ以上の事は申し上げませんが、この作品のアイデアとか構成なんかは実に感心しましたね。

なかなか良く出来たSF映画だと思いました。

個人的評価

 

巨匠
巨匠

この映画の評価は☆☆☆☆

Netflixさん、もっとこういった良作を頑張ってどんどん作ってよ。


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