映画『ピクセル』の感想と評価 レトロゲームが地球を侵略!?

ピクセル (字幕版)

作品情報

製作年:2015年 製作国:アメリカ 監督:クリス・コロンバス 脚本:ティム・ハーリヒー/ティモシー・ダウリング 音楽:ヘンリー・ジャックマン 出演:アダム・サンドラー/ケヴィン・ジェームズ/ピーター・ディンクレイジ 他 上映時間:105分

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あらすじ

NASAが地球外生命体との交流を求めてゲーム映像を収録したメッセージを宇宙へ向けて発信した。

そのメッセージは地球外生命体に届くが、彼らはそのメッセージを地球からの宣戦布告だととらえてしまった。

『ピクセル』の感想と評価

そもそもがこの映画はドットのゲームキャラクターたちがただ街を破壊していくといっただけの内容の自主製作の短編映画を元に製作されたわけなんですが、長編映画を製作するにあたってドットのゲームキャラクターたちを地球を侵略する宇宙人として置き換え、80年代当時のゲームチャンピオンたちが人類代表として宇宙人たちと闘うという設定でストーリーが進んで行きます。

この設定だけでも面白くなりそうな予感をさせる映画ではあるのですが、実際に映画を鑑賞してみると非常に微妙な内容。

私はこの映画の予告編を見て「パックマン」や「ドンキーコング」が出てるから、単純にファミコンのゲームキャラクターがたくさん出てくるのかと思ってたらゲームキャラクターのほとんどが日本やアメリカでファミコンが発売される前のアタリ社などのアーケードゲームのキャラクターなものだったんでファミコン世代の私はガッカリしましたよ。

「センティピード」とかいうゲームなんか知らねっつーの!

アメリカ本国でもアタリ社なんかのアーケードゲームを覚えている人がどれだけいるんだって話ですよ。

ファミコンが発売される前のかなりマニアックなゲームキャラクターばっか出してくるから、ゲームオタクの人たちに向けて作られたのかとも思ったけど劇中では結構オタクのことをバカにした感じの演出で、どういった層をターゲットにして作ったのかよくわからない。

アダム・サンドラーとかケヴィン・ジェームズといったアメリカでは有名なコメディアンを起用してたりするんですが、彼らのギャグもダダ滑りでちっとも面白くないし、レトロゲームがうりなのに恋愛パートがメインかよってぐらい長いのもいただけない。

日本のソニー・ピクチャーズの人たちも試写で完成した映画を観て「これはアカン!」と思って、せめてもの救いにと日本語吹き替え版の主題歌に三戸なつめの「8ビットボーイ」を起用したんじゃないかなあ。

個人的評価

巨匠
巨匠

この映画の評価は☆☆

映画はつまんないけど、三戸なつめの8ビットボーイは良いよね。

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