作品情報
製作年:2011年 製作国:ブラジル 監督:ロドリゴ・アラガオン 脚本:ロドリゴ・アラガオン 出演:メイラ・アラルコン/ キカ・オリベイラ/マークス・コンカ/他 上映時間:106分
あらすじ
シルヴァ家とカルヴァーリョ家の対立にチュパカブラが参戦してきたから、さあ大変!絶体絶命の大ピンチだっ!!
そもそもチュパカブラとは
南米などで多数の目撃情報がございます、未確認生物(UMA)です。
何でも目撃者の方々によりますと、大きさは約1メートルから1.8メートルぐらいで、頭からお尻にかけて角のような物が生えていて、鋭い牙と爪があり、大きな赤い目をしているとのこと。
それ以外の特徴は、ジャンプ力がすごいらしい。
6メートル以上飛び跳ねたっていう報告もあるんだって。
それに人や家畜を襲って血を吸うっていうから、怖いよね。
『吸血怪獣チュパカブラ』の感想と評価
そんなチュパカブラを題材とした本作でありますが、このチュパカブラってのが中々出てきてくれません。
チュパカブラが姿を現すのは、上映開始から50分ぐらいたった頃という始末。
それまで何をやっていたのかというと、しょーもない住民同士の抗争です。
むしろチュパカブラより、そっちがメインの映画でした。
主人公一家のシルヴァ一家と日頃から仲の悪いカルヴァーリョ一家ってのが居酒屋でケンカをおっ始めまして、そっから銃撃戦にまで発展する展開になるんですけれども、この銃撃戦てのが花火を使ってんのがバレバレで迫力がないなんてもんじゃあない。
その銃撃戦の最中に突然、謎の人喰い男が登場してきたと思ったらアッサリ退場したりと、なんだかよくわからない展開になってからのチュパカブラ登場です。
ちなみにチュパカブラは着ぐるみです。
着ぐるみだから動きが大変にスローです。
6メートル以上も飛び跳ねる敏捷さは皆無です。
普通に走って逃げれば、まず追いつかれることはないぐらい動きが遅いですが、映画の登場人物たちはチュパカブラに追いつかれ襲われてしまいます。
主人公もチュパカブラに襲われ噛まれるのですが、チュパカブラの頭を石で殴りまくって倒します。
ラストは主人公も晴れてチュパカブラ化(?)してからのエンドロールへ。
なんでチュパカブラ化(?)したのかは、さっぱりわかりません。
そんな報告事例とかあったの?
個人的評価

この映画の評価は☆
紛れもないZ級作品です。
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