映画『カジノ・ゾンビ BET OR DEAD』感想と評価

カジノ・ゾンビ BET OR DEAD [DVD]

邦題が『カジノ・ゾンビ』っていうから、ゾンビとカジノをどう絡めてくるのかと思ったら、ただ単にカジノの街リノを舞台にしただけというシロモノ。

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作品情報

製作年:2011年 製作国:アメリカ 原作:スティーブ・ナイルズ 監督:コリン・ゼイズ 脚本:ジョン・ドゥーラン 音楽マシュー・リュウェリン/サラ・シャシュナー 出演:グラント・バウラー/エバレナ・マリー/タウニー・サイプレス/ミコ・ヒューズ/ランス・レディック/他 上映時間:89分

あらすじ

ホテルで働いている男女2人が仕事をサボってホテル内の片隅であんなこと❤をやっていたら、突然地震みたいなのが来て、電気も消えちゃってホテルの外を見てみたら、街がゾンビアポカリプス状態になっちゃって逃げるに逃げられなくなって、とりあえずホテルに籠城するっきゃないけど、「これからどうする?」ってな感じの内容です。

『カジノ・ゾンビBET OR DEAD』の感想と評価

この『カジノ・ゾンビBET OR DEAD』は、他のゾンビ映画とは一線を画すところがありまして、それがゾンビアポカリプスをどうやって生き延びていくかがメインの話ではなく、どうも男女の恋愛関係に重きを置いている節があります。

主要登場人物であります男女2人があんなこと❤をやる間柄でも、お付き合いをしているって訳でもなくてゾンビアポカリプス状態になってからは、女の方は男の行き当たりばったり的な態度にイライラしだして、男につれない態度を取るようになっちゃって、逆に男の方は女に未練タラタラのままの状態が続いていくんですが、後半に入ってからはそこへ別の女が現れて男とイイ感じになります。

すると女の方は今まで男に対してイラついていたりもしていたんだけれども、それは実は気のない振りをしていただけだったみたいで、本当の所は男に気が合ったみたいで男と別の女が仲良くしている様子を見て、キーッってな風になっちゃって男と別の女に対して当たりの強い態度を取りだすようになるんですが、もうなんかゾンビ映画というより、いい歳をした男女の友達以上恋人未満といった関係の赤面物のしょーもない恋愛映画を見せられているようで、映画をみているこっちがこっ恥ずかしくなってきます。

んで、女の方は良い仲の二人に嫉妬して自棄んなって自爆して最後はゾンビの群れに襲われてゾンビ化してしまうという、実にしょーもない終わり方で映画は幕を閉じます。

この映画は原作者が『30デイズ・ナイト』のスティーブ・ナイルズで、これも漫画原作の映画化というから、こんな内容でも仕方がないですね。

もっとも映画が漫画通りの内容なのかは、ちっとも知りませんし興味もありませんが。

ちなみにこの映画でマジシャンのジェンセン役で出演しておりましたミコ・ヒューズという方は『ペット・セメタリー』で、トラックに轢かれた後に死者として蘇りました、あの坊やの成長した姿です。

腐臭を放っていたあの坊やも随分と立派になったものですね。

そいえばミコ・ヒューズは『フルハウス』にも出てたなあ。

個人的評価

巨匠
巨匠

この映画の評価は☆☆

ランス・レディックは、アメリカ生まれのアメリカ人なのに何であんな独特な喋り方なんだろう。


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